※本記事はアフィリエイト広告を含みます。紹介する製品はすべて筆者が自費で購入して使ったもので、メーカーからの依頼・提供はありません。

「朝洗ったのに、昼には額と鼻がテカる」「なのに夕方、頬と口まわりがつっぱる」。肌タイプ診断で混合肌と出たのに、家にある1本を顔全体に同じ量塗っている——そんな心当たりはないでしょうか。

実は、日本人男性49名の平均では、頬まわり(Uゾーン)の角層水分はTゾーンの約半分、鼻の皮脂は頬の約4倍でした(マンダム 2006/大西ほか 2007)。角層は肌のいちばん外側の層で、同じ顔でもうるおいと皮脂の量がこれだけ違うため、本記事では保湿の量を部位ごとに変えることを提案します。

この記事は、元化粧品原料開発技術者の視点からまとめたものです。ただ、筆者自身は乾燥肌なので、頬側は「筆者の実践」、筆者の肌では試せないTゾーン側はメーカーの使い方・部位差のデータ・処方の視点に基づく「提案」として書き分けています。

朝夜の手順は「何を・どこに・どれだけ」まで示し、髭剃りの日や季節の調整、1g・1mLあたりで比べた費用にも触れるので、今夜からそのまま試せます。

結論から言うと、塗り分けるのは保湿だけ。頬から塗ってTゾーンは薄く、日焼け止めは顔全体に均一に塗ります。手順は、朝がぬるま湯→保湿→日焼け止め、夜が洗顔料→すぐ保湿というシンプルな流れ。「混合肌用」の製品に限定しなくても、手持ちの1本の量を部位で変える方法もあります。

混合肌メンズの朝夜スキンケアは基本3本——塗り分けるのは保湿だけ(早見表)

迷ったら、まずはこの基本3本から始めてみてください。

タイミング使うものどこに・どれだけポイント
朝①
洗う
ぬるま湯顔全体熱いお湯は避ける
朝②
保湿
LUCIDO 薬用トータルケアクリーム手のひらにあずき2粒ほどを、頬→口まわり→額→鼻筋の順に頬・口まわりは厚め
額・鼻筋は手に残った分で薄く
朝③
日焼け止め
ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス顔に1円玉1個分×2回/首・耳は別にTゾーンも薄くしない
夜①
洗顔料
COSRX Low pH Good Morning Gel Cleanser額・鼻から洗い、頬は最後に短くぬるま湯でていねいにすすぐ
夜②
保湿
LUCIDO朝と同じ量・同じ順番洗ったら時間をあけずに

表のうち、頬・口まわりを厚めに塗ることと、洗ったら時間をあけずに保湿することは、乾燥肌の筆者が実際にしているケアです。保湿の全体量(あずき2粒)と塗る順番はメーカーの目安、部位ごとの濃淡は当サイトの提案。夜にTゾーンから洗う順番、日焼け止めを首・耳まで塗ることも提案です。日焼け止めの1円玉1個分×2回は環境省が示す顔への参考量なので、首・耳の分はこれとは別に足してください。

次に当てはまる人は、手順や製品を替えるのが当サイトの提案です(季節の変わり目にも見直しを)。

  • 起きた時点で額・鼻のベタつきが強い → 朝も洗顔料(COSRX)。ニキビがある人の洗顔は後述
  • 夕方に頬のつっぱり・粉ふきが目立つ → 日焼け止めを、保湿成分を含むジェルのキャンメイク マーメイドスキンジェルUVに
  • 敏感フラグ(髭剃り後にしみる・赤くなる等) → エタノール・香料を避けた3本にそろえる。入れ替えは一度にせず、しみる製品から1本ずつ(後述)
  • 美容液(ビタミンC・レチノール)を足したい → 3本に慣れてから1本ずつ。足した後の手順は後半の表で

男性の顔は部位差が大きい——49名の平均でUゾーンの角層水分は約半分

額や鼻の皮脂は年齢を重ねても出続けるという測定もあり(大西ほか 2007)、40代になったからといってTゾーンのテカりが自然に落ち着くとは限りません。

「テカるなら、Tゾーンは塗らなくていいのでは?」と思いますよね。ただ、肌から逃げる水分(TEWL)はTゾーンでは夏に上がるという測定もあるので(同)、薄くはしてもゼロにはしないのが本記事の考え方です。

保湿クリームは油の膜で水分の蒸発を防ぐつくりなので、皮脂の多い額・鼻に頬と同じ量を重ねるとベタつきにつながりやすくなります。そこで、1本の量を部位で変えるやり方を提案します(保湿の働きは保湿の基礎で)。なお、ここで紹介した研究は部位差の平均を測ったもので、塗り分けの効果を試したものではありません。

混合肌の朝のスキンケアの順番——ぬるま湯→保湿(頬から)→日焼け止め(顔全体)

朝の手順は3ステップ。髭を剃る日は、保湿の前に剃っておきます(段取りは後述)。

ステップ1 朝はぬるま湯——ベタつく人・ニキビがある人は洗顔料で

乾燥肌の筆者は、朝はぬるま湯だけ、夜は洗顔料で洗う1日2回の洗顔を続けています(洗顔の基本)。朝の洗顔料の役目は起床時の皮脂や前夜の保湿剤の残りを落とすことで、朝ベタつかない筆者の肌にはぬるま湯で足りています。ただし、シャワーのお湯(40℃程度)は洗顔には高い、というのが花王の見解です。

なお、皮脂は洗って落としても約2時間で普段の量に戻るという研究があり(Rode ら 2000)、昼のテカりは洗顔ではなく「押さえて塗り直す」で対応します(後述)。

起きた時点で額・鼻のベタつきが強い人はTゾーンを、ニキビがある・出やすい人は顔全体を、朝も洗顔料で洗うのが当サイトの提案です。日本皮膚科学会のガイドラインも、ニキビのある人には1日2回の洗顔を勧めています(尋常性痤瘡・酒皶治療ガイドライン2023)。ニキビのある日本人男性20名が洗顔料で1日2回洗った研究では、乾燥や刺激の訴えはなかったと報告されています(Isoda ら 2015。対照群のない試験)。

花王も、水だけより皮脂を落とせるとして朝の洗顔料を勧めていますが、これは洗顔料メーカーとしての見解です。朝も洗顔料を使うなら、メーカーの使い方が「朝と夜に」となっている夜と同じCOSRXで足ります。

ステップ2 保湿は「あずき2粒」を頬→口まわり→額→鼻筋の順に

LUCIDO 薬用トータルケアクリームを手のひらにあずき2粒ほど取り、頬→口まわり→額→鼻筋の順に、内側から外へなじませます。ここまでは、メーカーが示している使い方そのままです。

このうち、頬・口まわりは筆者の実践で、化粧水は使わず洗顔後すぐ厚めに塗っています。一方、額・鼻筋は提案で、手に残った分を薄くのばし、取り足しません。額・鼻筋を最後に塗るメーカーの順番と、前述の部位差のデータ、処方の視点が根拠です。

LUCIDOは医薬部外品で、有効成分はナイアシンアミドとグリチルリチン酸ジカリウム。外箱には「シワ改善&シミ予防 カミソリ負けまで防ぐ」と表示されていますが、本記事では保湿剤として扱います。シア脂・スクワランなどの油分を含むクリームで、筆者が使った感触は伸びがよくベタつきは少なめ、保湿は翌朝にちょうど切れるくらいでした。

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ステップ3 日焼け止めはTゾーンも薄くしない——顔全体に2回、首・耳も

日焼け止めは塗る量が大切です。表示のSPFは肌1cm²あたり2mgで測った値ですが、実際の量はその2〜5割にとどまるという報告があり(Petersen ら 2014)、2回重ねるとほぼ測定時の量に届いたという研究もあります(Teramura ら 2012。詳しくは日焼け止め完全ガイド)。

ビオレUVの使い方は「適量を少量ずつ」で、数値の目安はありません。そこで、環境省が示す顔への参考量(液状なら1円玉1個分)を使います。水のように軽いビオレUVは液状として、顔だけで1円玉1個分を額・鼻・両頬・あごに分けて置いてのばし、もう一度同じ量を重ねます(紫外線環境保健マニュアル2020。製品ごとの推奨量ではありません)。

Tゾーンで減らすのは保湿だけで、日焼け止めは減らしません。環境省も「鼻の頭は念入りに」としています。首・耳の外側にはこの量とは別に足して塗り、髭の部分は毛の流れに沿って押さえるようになじませる——ここまでが当サイトの提案です。

ビオレUVはSPF50+・PA++++の水のように軽いエッセンス(化粧品)です。ビオレUVと、頬のつっぱりが目立つ人向けのキャンメイク マーメイドスキンジェルUV(保湿成分を含むジェル)の評価は、日焼け止め3選で書いています。

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昼にテカったら「押さえて、塗り直す」

あぶらとり紙で押さえるとSPFが約21から約14に下がったという研究があるので(Sampattavanich ら 2021。背中で調べた11名で、ほとんどが女性)、押さえた部分や汗を拭いた部分には日焼け止めを少量重ねましょう。ビオレUVの外箱も環境省も、拭いた後の塗り直しを勧めています。

長時間屋外にいる日の目安は、2〜3時間おき(環境省)。屋内中心の日は、外に出る前と拭いた後に重ねる——これが当サイトの提案です。

髭を剃る日は「濡らす→剃る→すぐ保湿」を日焼け止めの前に

髭を剃る日の順番は、ぬるま湯で毛を湿らせる→フォームかジェル→剃る→すぐ保湿→日焼け止めです。

剃る前に湿らせるのは、毛は十分に水を含むと切るのに必要な力が約40%下がるとされるからです(Cowley ら 2016。髭剃りメーカーの研究者による総説)。ヒトの皮膚モデルの実験でも、乾いたまま剃ると肌から逃げる水分が増えたのに対し、剃る前にフォームを使うとほぼ防げ、傷めた後に保湿すると炎症の反応が減ったと報告されています(Costello ら 2023)。LUCIDOはメーカーが髭剃り後にも使えると案内しており、筆者が剃った後に使っても気になる点はありませんでした。

混合肌の夜のスキンケア——洗顔料はTゾーンから、洗ったら時間をあけずに保湿

夜は2ステップで、洗顔には朝の日焼け止めを落とす役目もあります。

ステップ1 洗顔料はTゾーンから、頬は最後に短く

ぬるま湯で顔を濡らしたら、COSRXを泡立てます(メーカーの表示は「適量」)。額・鼻から洗い、頬は最後に短く——乾きやすい頬に洗浄料が触れる時間を短くするための提案です。最後はぬるま湯で、ていねいにすすいでください。

COSRXは弱酸性のジェル洗顔料(化粧品)で、筆者は夜だけ使っています。使い始めの軽い刺激感とにおいは1週間ほどで気にならなくなりました(評価は洗顔料5選で)。

日焼け止めの落とし方は、ビオレUV・キャンメイクが「洗顔料で落とせる」、キュレルUVは普段の洗浄料(顔は洗顔料・メイク落としなど)、ミノンは洗顔料など(落ちにくければメイク落とし)が公式の案内です。すすいだ後のTゾーンにぬるつきや白い残りがなければ、落ちた目安と考えてください(当サイトの提案)。

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ステップ2 洗ったら時間をあけずに保湿

洗顔を終えたら、時間をあけずに保湿します。夜(20〜23時)は肌のバリアの回復が遅いという研究もあります(Denda ら 2000。前腕の角層をテープではがした実験で、顔の洗顔後を調べたものではありません)。筆者は化粧水を挟まず、乾燥を感じる前にクリームを塗っています。量と順番、Tゾーンを薄くする提案も朝と同じです。

化粧水を使わないのは、元化粧品原料開発技術者として処方を見ると、化粧水の中身の多くは水と保湿成分で、上からクリームや乳液で蓋をして使うのが一般的だからです。クリームや乳液はそれ自体が水・保湿成分・油分を含んでいるので、筆者は1本で足りると考えています(比べた研究と例外はよくある質問で)。

季節の変わり目は部位ごとに調整——Tゾーンは薄く、頬は重ねる

季節による変化も部位ごとに違い、日本人男性の測定では、角層水分は鼻以外で夏が冬の約2倍、肌から逃げる水分はTゾーンでは夏に、頬まわりでは冬に上がりました(大西ほか 2007)。そこで夏と冬で一律に切り替えるより、サインが出た部位だけ調整するのが当サイトの提案です。サインの目安は、「普段より早く・強く出て、数日続く」こと。

Tゾーン——普段より早くベタつく日が数日続いたら、保湿をさらに薄く

額・鼻の保湿を、手に残った分を指先でなでる程度まで減らします(当サイトの提案)。それでも、ゼロにはしません。

それでもベタつくなら、TゾーンだけCeraVe PM フェイシャル保湿ローション(化粧品)を使う2本案もあります。セラミド3種・ナイアシンアミドを含み、シア脂やワックスを含まない軽めの乳液で、乾燥肌の筆者には物足りませんでしたが、皮脂が多い人や夏場には合うと考えます(保湿剤4選。朝CeraVe PM・夜LUCIDOの2本使いはナイアシンアミド配合保湿剤3選で紹介)。

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頬・口まわり——つっぱる・粉をふく日が数日続いたら、保湿を重ねる

いつもの量を塗った後、頬・口まわりにだけあずき1粒ほどを足します(メーカーの目安ではありません)。筆者も、乾く時期は頬に重ねています。実際、季節で肌が敏感になると答えた人では、「冬」が58.1%で最多でした(全薬工業 2017・自己申告の調査)。

Tゾーンは薄く、頬は重ねる——この2つが同時に起きることもあります。片方のサインしか出ない状態が続くなら、肌タイプ診断で一度見直してみてください。

敏感フラグがある人は、エタノール・香料を避けた3本にそろえる——塗り分けは同じ

肌タイプ診断で「敏感フラグ」(髭剃り後にしみる・赤くなる等)が立った人は、塗り分けはそのままで製品だけを替えます。目標は、基本3本をエタノール・香料を避けたもの(下の表)にそろえることです。ただし入れ替えは一度にせず、しみる製品から1本ずつ進めてください(理由はよくある質問で)。そろえた後もしみる製品は、別の製品に替えるか皮膚科で相談しましょう。

役割基本3本敏感フラグの3本
洗顔料COSRX Low pHトレリアン フォーミングクレンザー
保湿LUCIDOトレリアン センシティブ リッチ
日焼け止めビオレUVミノン UVマイルドミルク
または キュレル 潤浸保湿 UVエッセンス

この3本にするのは、LUCIDOとビオレUVがエタノールを、ビオレUVが香料も含むからです(誰にでも刺激になるわけではなく、先に避けておく考え方)。COSRXはどちらも含みませんが、精油のティーツリー葉油とベタインサリチル酸を配合しています。外箱にはアスピリンにアレルギーのある人は反応することがあるとの注意書きもあるので、該当する人は避けてください。

トレリアンの2本(いずれも化粧品)は、香料なしの石けんベースの洗顔料と、無香料・アルコールフリーのクリームです。クリームのメーカー手順は化粧水の後ですが、筆者は化粧水なしで顔と首に朝夜塗っていました。

ミノンとキュレルはどちらも医薬部外品で、紫外線吸収剤なし・無香料・アルコールフリー。屋外に長くいる日が多いならミノン(SPF50+・PA++++)、通勤程度ならキュレル(SPF30・PA++)というのが、表示のSPF・PAから組み立てた当サイトの提案です(筆者が混合肌で比べた結果ではありません)。

量を数値で決めたい人には、メーカーが「顔は直径約1cm」と示すキュレルが使いやすいでしょう。筆者も通勤時に使っていて、白浮きはするもののベタつきはありません。

どの製品でも、赤み・かゆみが出たら使用を中止し、続く場合は皮膚科を受診してください。

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基本3本に慣れたら1本ずつ足す

ナイアシンアミドはすでにLUCIDOに入っているので、足すならビタミンCとレチノールです。まず朝のビタミンCを足し、数日〜1週間ほど様子を見て問題がなければ夜のレチノールを週2〜3回から——これが当サイトの目安です(研究で決まった順番や間隔ではありません)。

タイミング使うものポイント
朝①
洗う
ぬるま湯ベタつく人・ニキビがある人は洗顔料(COSRX)
朝②
ビタミンC
Mad Hippie ビタミンCセラム
(入門ならメラノCC)
洗顔の後・保湿の前に
朝③
保湿
LUCIDO塗り分けはこれまでと同じ(頬から・Tゾーンは薄く)
朝④
日焼け止め
ビオレUV顔全体に均一に2回
夜①
洗顔料
COSRXTゾーンから洗い、頬は最後に短く
夜②
レチノール
RoC レチノール コレクション ナイトセラム カプセル週2〜3回から。使わない夜は飛ばして③へ
夜③
保湿
LUCIDO時間をあけずに。塗り分けは朝と同じ

レチノールを夜にするのは紫外線で分解されやすいためで、RoC(水を含まない処方を1回分ずつカプセルに詰めたもの)もメーカーが夜の使用を案内しています。そのうえでビタミンCを朝に分けるのは、刺激が出たときに原因を切り分けやすくするための、当サイトの保守的な手順です(組み立ては朝C・夜Aの併用ガイド、RoCはレチノール3製品レビューで)。

メラノCCは、ビタミンC美容液の比較で価格が手頃でドラッグストアで買いやすいことから選んだ、当サイトの入門候補です。メーカーの手順では化粧水の後に使う製品なので、化粧水を使う人は「化粧水→メラノCC→保湿」の順にしてください。

・RoC (ロック), Retinol Correxion®(レチノールコレクション)(iherb)

・Mad Hippie Skin Care Products(iherb)

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費用の目安——1g・1mLあたりの値段と筆者の使用記録

「結局、毎月いくらかかるの?」と気になる方も多いと思います。ただ、1本がどれくらいもつかは使う量や塗る範囲、回数でまったく変わってしまうため、本記事では月額を1つの数字にはせず、1g(mL表示の製品は1mL)あたりの値段で比べることにしました。あわせて、筆者が1本を使い切るまでにかかった日数を、使い方の条件と一緒に載せています。

役割製品価格/容量1g・1mLあたり筆者の使用記録
洗顔料COSRX Low pH1,500円/150mL※1約10円/mL夜1回・顔だけで62日で使い切り
洗顔料トレリアン フォーミングクレンザー3,520円/125mL※2約28円/mL31日で使い切り
保湿LUCIDO1,127円/50g※3約23円/g顔と首への使用。34日で使い切り
保湿トレリアン センシティブ リッチ5,280円/40mL※2約132円/mL顔と首に朝夜。21日で使い切り
保湿CeraVe PM4,446円/89mL※1約50円/mL顔と首に朝夜。28日で使い切り
日焼け止めビオレUV985円/100g※4約10円/g顔・首・腕に使って40日で使い切り
日焼け止めキャンメイク770円/40g※5約19円/g顔・首に使用。使い切りの日数は記録なし(家族も使用していたため)
日焼け止めミノン1,380〜2,312円/80mL※6約17〜29円/mL顔・首に使用。使い切りの日数は記録なし(家族も使用していたため)
日焼け止めキュレルUV1,760円/50g※2約35円/g通勤時に顔・首に使用。2026年9月26日時点で2か月を過ぎても使用中

価格は、※1・※2・※4が筆者の買ったときの価格、※3・※5・※6が確認した日の価格です。
※1 楽天で購入(購入日の記録はなく、使い始めはCOSRXが2026年6月、CeraVe PMが同年4月)
※2 Amazonで購入(購入日の記録はなく、使い始めはトレリアン フォーミングクレンザーが2026年5月、センシティブ リッチが同年4月、キュレルUVが同年7月)
※3 Amazonの表示価格(2026年9月27日確認)
※4 筆者の購入価格(購入先・時期の記録なし)
※5 公式サイトの価格(2026年10月4日確認)
※6 通販サイトなど販売店による価格の幅(筆者の購入候補リストの記録・2026年7月3日確認)
gとmLは同じ量ではないので、単位の違う製品どうしは目安として見てください。

同じ単位どうしで比べると、洗顔料ではトレリアン フォーミングクレンザー(約28円/mL)がCOSRX(約10円/mL)より、保湿ではトレリアン センシティブ リッチ(約132円/mL)がCeraVe PM(約50円/mL)より高めです。つまり、敏感フラグ用に差し替える製品は、割高になりやすいと考えておくとよいでしょう。LUCIDOやビオレUVのようにg表示の製品とmL表示の製品は、そのままでは比べられないので、並べて見る程度にとどめてください。

一方、使い切りの日数は条件がそろっていないので、製品どうしで比べたり足し合わせたりはできません。保湿剤は顔と首に塗った日数で、ビオレUVは腕にも塗っていました。実際の負担は、使う量・範囲・回数で大きく変わります。首や耳まで塗る、朝も洗顔料を使う、昼に日焼け止めを塗り直す、乾く時期に頬へ重ねる——本記事の使い方を取り入れるほど1本のもちは短くなり、そのぶん費用は上がると考えてください。価格そのものも、購入先や時期によって動きます。

混合肌のスキンケアでよくある質問

Q. 化粧水は要りませんか?

A. 乾燥肌の筆者は使っておらず、必要ないと考えています(理由は夜の保湿の項・保湿の基礎)。LUCIDOやキャンメイクも、メーカーの使い方は化粧水なしの手順です。

腕と脚で調べた小さな研究では、クリームだけの場合と化粧水を重ねた場合とで、8時間までのうるおいに統計的な差は確認されませんでした(Yuanxi ら 2016・女性20名)。ただ、顔で長く比べた研究は見当たりません。メラノCCやトレリアン センシティブ リッチのようにメーカーの手順が「化粧水の後」の製品もあり、化粧水が好きな人や使って調子がよい人は、クリームの前にどうぞ。

Q. 3本を一度に替えてもいいですか?

A. 1本ずつをおすすめします。一度に替えると、どれが合わないのか分からなくなるからです。1本替えたら数日〜1週間ほど様子を見て次へ、が当サイトの目安です(研究で決まった間隔ではありません)。

Q. しみる・赤くなる・ニキビが増えたときは?

A. まず新しく使い始めた製品を中止し、続く・広がる・痛みがある場合は皮膚科へ。ニキビは治療ガイドラインがある皮膚の病気なので、製品を重ねて対処しようとせず、皮膚科で相談するのが安心です。

Q. 保湿と日焼け止めの順番を逆にしたら? 塗った後は何分待つ?

A. 保湿クリームを日焼け止めの前に塗っても後に塗っても、紫外線を防ぐ効果は変わらなかったという研究があります(de Gálvez ら 2022。背中で調べた研究)。本記事では各社の使い方どおり「保湿→日焼け止め」の順にしています。待ち時間を決めた研究はないので、外に出る前に塗り終えておきましょう。

Q. 「インナードライ」とは違うのですか?

A. インナードライは化粧品業界の呼び方で、医学用語ではありません。「テカるのに乾く」状態を指すことが多いものの、「乾燥すると皮脂が増える」という説明を直接示した研究は見つかりませんでした(40代男性の肌はなぜ急に老ける?)。

まとめ——頬は重ねて、Tゾーンは薄く。今夜の洗顔後から

  • 塗り分けるのは保湿だけ(頬から・Tゾーンは薄く)。日焼け止めは首・耳まで顔全体に均一
  • 朝はぬるま湯(ベタつく人・ニキビがある人は洗顔料)、夜は洗顔料→すぐ保湿
  • 季節の変わり目は、部位ごとのサイン(普段より早く・強く・数日続く)で調整する

最初の一歩は、今夜の洗顔後にあずき2粒を頬から塗ってみること。新しい製品は1本ずつ試すのが基本です。まだ肌タイプを確かめていない方は、肌タイプ診断からどうぞ。

この記事で使った基本3本

夜の洗顔料 → COSRX Low pH Good Morning Gel Cleanser

朝夜の保湿 → LUCIDO 薬用トータルケアクリーム

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朝の日焼け止め → ビオレUV アクアリッチ ウォータリーエッセンス

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参考文献